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2007年01月30日
子供を産む機械発言それ自体より道徳のなさを思う
大学のときにホレボレしたスピーカーゲストがいた。
10年前くらいの話。
アメリカの議員兼大学教授の女性で(確か)、
彼女自身はアフリカン・アメリカンだった。
セクシャル・ハラスメントについての講義だったんだけど、
アメリカでのセクハラについての法整備後を語ったコメントが
めちゃ格好良かった。
「女性の権利が男性と等しいことをアメリカの憲法で定められている現在、
女性に性差別を与えることは、女性を敵にまわすのではなく、
アメリカという国家を否定していることになるのです。」と。
アメリカってすげーって思った。
もちろん端的にしか見てないわけだけど。
日本でこんな意識でいる政治家ってどれだけいるだろう。
*
柳沢厚労相を見て、こんなオヤジはどこにでもいると思う。
道路でぶつかっても相手が女なら謝りもしない典型的なタイプ。
こんな奴がまだまだ多い。
学歴や職業関係なく、多い。
職場にだっていっぱいいる。IT業界だって例外ではない。
80年だろうが2007年だろうが変わってないのだ。
女性の社会進出度は先進国でもっとも低いのだ。
*
素敵な同僚がたくさんいたって、部署のトップが80年代で時計が止まってるオヤジなら
その部署はどんどん駄目になってく。
そんでその片棒はその80年代オヤジを誉めてる全員がかついでいるのだ。
うんうんうなづいてさすがですねー。と相槌をうってる、その組織下の全員が
片棒かついでるのだ。
組織は、絶対、その組織の「長」になる人の器以上にはならない。
どんなに素敵なプロダクトの企画が通っても、天才エンジニアがいても、
ぐだぐだになる。
アインシュタインが言うとおり、うまくいってないことは同じ意識では
変えられない。組織だって同じだ。
*
でもみんな、ストックホルムシンドロームなのか、
「本当はいい人なんだよ」とか
「あの人、いいこともたまに言う」とか言う。
組織の長だったら、8割まともなこと言ってねーとだめじゃないか。
でも80年代オヤジに意見言ってきた自分としては
それをやらなくてもいいじゃんということもわかる。
でも、いい年こいてて、さすがに天才と言われることはないな、ということが
明らかになった私たち年代は、天才と言われてもいい若者たちのために、
駄目な奴を誉めなくたっていいんじゃないか。
*
今自分で思った。もし、柳沢厚労相のようなオッサンと接する機会があったら
接しているあいだ、「この人は人間ではない。不愉快な機械だ。」と思うことにしよう。
*
やっとわかった。
「女は子供を産む機械発言」の問題は、性差の問題ではないな。
人間の道徳の問題です。
そういう発言をする人間の道徳のなさが露呈する。
道徳的であってほしい職掌の人たちのその露呈に、私は嫌気がさす。
前の部署のトップにも吐き気がするのはそのためだ。
そういう人間が家庭も持ち、自分の子を育ててるのだ。
柳沢厚労相は、子供産まない娘がいたら同じことを言えるのだろうか。
前の部署のトップは自分の娘に女は黙ってろ、って言うのだろうか。
彼らは言えるのかもしれない。ぜんぜん平気で。
*
道徳と組織駄目化の原因が混ざっちゃってるな。。。
時計が止まってる人が組織の上に立つことをサポートしちゃ
いけないのは確かだと思う。
*
こうした道徳の欠落した人たちに、どこまでついていきますか?
私は、静かに、強く、その人たちの存在を、できる限り無視します。
自分の人生をそういうものに左右させない気持ちで、楽しく過ごそう。
*
音楽のように流れる組織の上には、
格好良くタクトを振れる指揮者みたいな人がいて欲しいなあ。まじで。
*
私たちにできることは、
明らかにおかしいことを「受け入れない」ことを示すことだ。
騒ぐこともないし、静かでいいのだ。毅然としていれば。
受け入れるから続くんだ。
「あなたのその考えを認めません。」と思うだけでもいいのだ。
投稿者 noritama : 2007年01月30日 23:02
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コメント
読んでいて感銘を受けたのは久しぶり。
朝からいい記事を読めた私は幸せ。
投稿者 フモ : 2007年01月31日 09:10
ありがとうー
投稿者 noritama : 2007年02月01日 01:55