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2007年07月29日

[本]フェラーリと鉄瓶

会社で迷える日本人中年仲間から教えてもらった本。
*迷える日本人中年の定義についてはいつか書く。

日本人で唯一フェラーリのデザイン・ディレクターをした
奥山清行さんという人の書いたモノづくりに関する本。

モノづくりとか世界とかデザインを意識してる人が読むと
ヒントがいっぱいあると思う。すげーあった。

フェラーリと鉄瓶―一本の線から生まれる「価値あるものづくり」

特にメモの後半3点がぐっときた。

*
以下メモ

これまで常識とされてきたシステムからちょっと離れたところで、
リスクを負いながら冒険する、それがクリエイティブであるための
条件だと思います。

根本的な違いが出せなくなった結果、スタイリングだけで商品の
差別化をしようとしています。しかしそうなると、デザインは徐々に
価値を失ってきます。
機能性がなくなって、マーケティングの要素ばかり入ってくると
相対的にデザインの価値が低下してくるからです。

デザインの作業の三分の二は、コミュニケーション。
三分の一は、正しい人を探してその人から正しい情報を引き出すこと。
その次は、その人のためのデザイン作業。(多くの人がデザイン作業と思う部分)
最後の三分の一は、できたものの情報を正しい人に正しく伝えること、
最初と最後はコミュニケーション。
*今の時代、いいものと悪いものの差はほとんどないから、
その差を未知の相手に伝えていかないと、魅力をわかってもらえない。

ものづくりの現場で目の前の人たちのことを考えすぎると、
かえってその人たちを傷つける結果になる。

プロはアイデア出しにかける時間がながかったり、膨大なバリエーションから
選んだりするところが、アマチュアと違っている。

今後はクリエイティブクラス、つまり頭を働かせながら仕事をする人が鍵。
トヨタの成功は、ブルーカラーの人たちがクリエイティブクラスになったから。
一方、日本のホワイトカラーは先進国の中で一番レベルが低い存在です。
「人を管理する能力」を育てていないから。

投稿者 noritama : 2007年07月29日 18:52

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