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2008年10月26日
[小説]ゆれる
評判の高い映画を監督が自ら書籍化したものを読んだ。
誰からも好かれ面倒見がよく、片田舎で親の気に入るよう
ガソリンスタンドを継ぎながら父親と暮らす地味な長男と、
自由気ままに生き、東京でカメラマンをする、都会的な弟の話。
母親の一周忌に集まったとき、一人の女性をきっかけに事件があり、
兄と弟のお互いへの想いや、やましさ、不安、憎しみみたいなものが
あらわになっていくお話し。
父、兄、弟、女性、スタンドの店員、それぞれの独白だけの構成で、
実際に何があり、それぞれがどうしてそんな行動をとったのか、
その動機とは何か、がわかっていく仕組みになっている。
家族という一番近くてどうしようもなく歪な人間関係が見事に
表現されている。芝居を見ているように、すっと集中できて、
人物の心理描写が素晴らしい。
香川照之へのアテガキで創作したそうですが、本当にピッタリで、
映画のキャストだけを知っている状態で読んだのだけど、
立体で想像しながら読めて面白かった。映画も楽しみ。
小説家の本と違って、簡潔な文体で、リズムも独特。
文章も楽しみながら読める。
この西川美和さんって人は、すごいと思う。見ていこう。
ゆれる (ポプラ文庫 に 1-1)
西川 美和
投稿者 noritama : 2008年10月26日 19:30
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コメント
DVDで見たんだけど、いい意味で裏切られたわ。
真木よう子(だっけ?)が素朴すぎて最初誰か分からなかったよ。
投稿者 まろ : 2008年10月27日 21:03
おおおー3連休で見ようかな。真木ようこ、結構演技うまそうで楽しみ。。
投稿者 noritama : 2008年10月31日 02:03
